TCA ピール(Trichloroacetic Acid Peel)はトリクロロ酢酸を15〜35%濃度で塗布する中深度ケミカルピールです。TCAは表皮〜真皮乳頭層〜真皮網状層上部にタンパク質凝固(コアグレーション)を起こし、組織の自然再生プロセスでコラーゲン・エラスチン産生を刺激します。皮膚表面に白い氷晶状の「フロスティング」が現れる時点を治療深度のエンドポイントとして目視評価します。
適応は成熟光老化(深いシワ・たるみ)、深い色素沈着(肝斑真皮型・PIH深部)、浅いニキビ瘢痕(ボックスカー・ローリング型の浅型)、日光性角化症で、表皮表層のグリコール酸では到達不能な真皮層への効果が期待できます。濃度は15%(導入・浅い深度)・20%(標準・表皮全層)・25〜30%(強化・真皮乳頭層)・35%(上級・真皮網状層上部)の階層構造で、Fitzpatrick分類と既往ピール歴に応じて段階的にアップ。セッション間隔は3〜6ヶ月、年間2〜3回が標準プロトコルです。
Kind Global Clinic 明洞では共同代表院長2名が直接施術 — 看護師委任なし、後輩医師ローテーションなし。TCAはアジア皮膚(Fitzpatrick III〜V型)でPIHリスクが高いため、慎重な段階的治療が必須。施術2〜4週間前のレチノイン酸0.025%夜用クリーム前処置(院長処方)で皮膚バリアを整え、SPF50+毎日の光保護で術後の色素再活性化を予防。施術当日はフロスティングをゾーン別に観察(額・頬・鼻・顎で深度調整)、過剥離が見えた時点で冷水ですすぎ中和。Fitzpatrick VI型は禁忌、V型は15〜20%濃度のみ推奨です。