多汗症ボトックスは、腋窩・手掌・足底のエクリン汗腺を支配する交感神経終末(神経筋接合部ではなく神経・汗腺接合部)からのアセチルコリン放出をブロックし、エクリン発汗を可逆的に抑制する施術。原発性局所多汗症(腋窩・手掌・顔面)に対してFDAは2004年にアラガン社ボトックスの腋窩多汗症適応を承認。標準は両側腋窩合計100U(片側50U、15〜20ポイントに分割注射、グリッド状に1.5〜2cm間隔)、両側手掌合計100〜150U(片側50〜75U、20〜30ポイント)。
Kind Global Clinic 明洞では、多汗症施術も両共同代表院長が直接ハンドピースを操作。看護師委任なし、研修医ローテーションなし。製品ブランド・ロット番号・部位別投与量は各患者のカルテに記録されます。腋窩はマイナーテスト(ヨウ素・デンプン染色)で発汗領域をマーキング、手掌は氷ブロックまたは表面リドカイン+冷却で疼痛緩和(手掌の皮膚は厚く感覚が鋭敏なため)。
多くの方は施術後3〜7日で発汗減少を自覚、2〜4週でピーク効果(発汗量80〜95%減少)。腋窩は4〜7ヶ月、手掌は3〜5ヶ月持続(手掌は手洗い・摩擦による分解で短め)。汗ジミ・ニオイ・服選びのストレスが大幅に軽減され、夏季前の早めの施術が好まれます。汗腺自体は破壊されないため施術中止後はベースラインに戻ります — 永久治療ではありませんが、ETS手術(交感神経切除)の代償性発汗リスクを避ける可逆的選択肢として確立しています。