サリチル酸ピール(Salicylic Acid Peel)はベンゼン環を持つβヒドロキシ酸(BHA)を医療用濃度20〜30%で塗布するケミカルピールです。サリチル酸は脂溶性のため皮脂腺内部・毛穴の奥まで浸透でき、皮脂を溶解しながらコメド栓を除去、炎症メディエーターの放出を抑制してニキビの形成と炎症を同時に管理します。グリコール酸(AHA・水溶性)が表皮表層のキメ・くすみに向くのに対し、サリチル酸は毛穴と皮脂腺の問題に直接的に作用します。
適応はニキビ(白ニキビ・黒ニキビ・炎症性丘疹・浅い嚢胞性)、開大した毛穴、皮脂分泌過剰、脂漏性皮膚炎の補助治療、毛孔性角化症(二の腕・大腿のザラつき)、脂性肌の表皮ケア。アジア皮膚(Fitzpatrick III〜V型)でも炎症後色素沈着(PIH)リスクがグリコール酸・TCA・レチノイドより低く、安全性プロファイルが高いことが特徴です。濃度は20%(導入・敏感肌)・25%(標準)・30%(強化・脂性肌)の階層構造で、施術ごとに皮膚反応を見ながら段階的にアップ。セッション間隔は2〜4週、4〜8回の継続プロトコルが標準で、メンテナンスは月1回が推奨されます。
Kind Global Clinic 明洞では共同代表院長2名が直接施術 — 看護師委任なし、後輩医師ローテーションなし。サリチル酸は中和不要(自己中和性のため水洗のみで除去)ですが、ホットスポット形成や皮膚反応の個人差があるため、医師によるリアルタイム観察が安全性と均一性を確保します。Fitzpatrick III〜V型は20〜25%から開始、脂性肌で炎症性ニキビが活動性の場合は25〜30%、敏感肌・初回は20%導入が標準。施術後の皮脂分泌正常化は4〜8週で実感、ニキビ病変数の有意減少は12週以降の累積効果で評価します。