乳酸ピーリング(Lactic Acid Peel)は6炭素構造のαヒドロキシ酸(AHA)を医療用濃度10〜50%で塗布するケミカルピールです。乳酸は分子量が90 Daでグリコール酸(76 Da)よりやや大きく、皮膚への浸透速度が緩やかで刺激が穏やか。さらに乳酸は天然保湿因子(NMF)の構成成分のため、ピーリング作用と同時に皮膚保湿維持を促進する独特の二重作用を持ち、敏感肌・乾燥肌・酒さ傾向の患者様にも適応可能です。
適応はキメ乱れ・くすみ・軽度光老化・浅い色素沈着・乾燥肌の表皮ケア・酒さ傾向の補助治療・敏感肌の初回ピール導入・妊娠後の色素再活性化(授乳完了後)・更年期肌のキメ改善。Fitzpatrick I〜VI型のすべてのアジア皮膚で低PIHリスクで実施可能で、特にFitzpatrick V〜VI型の高色素肌でも安全性プロファイルが確立されています。濃度は10%(超敏感肌・初回)・20%(導入)・30%(標準)・40〜50%(強化)の階層構造で、施術ごとに皮膚反応を見ながら段階的にアップ。セッション間隔は週次〜隔週、6〜10回の継続プロトコルが標準です。
Kind Global Clinic 明洞では共同代表院長2名が直接施術 — 看護師委任なし、後輩医師ローテーションなし。乳酸は穏やかですが濃度選定と接触時間の判断は皮膚反応に応じた個別調整が必要で、特にFitzpatrick V〜VI型・敏感肌・酒さ傾向の方では医師による精密な評価が重要です。中和は炭酸水素ナトリウム溶液で素早く実施、終了時に院長が皮膚反応をチェック。コスメランなどより強力な色素治療プロトコルの導入前に皮膚バリア機能を整えるプライマーとしても適応で、表皮を整えることで後続プロトコルのPIHリスクが低減されます。