眉間フィラー(11ラインフィラー、グラベラフィラー)は架橋ヒアルロン酸ゲルを眉間の縦じわ(11ライン、深部静的しわ)に精密注入し、皺眉筋(corrugator)と鼻根筋(procerus)の長年の過活動で形成された静的しわを補正する施術です。ボトックスは動的しわ(表情でのみ現れる)に効果的ですが、長年の表情癖で皮膚そのものに「折り目」がついた深部静的しわはボトックスだけでは消えない場合があり、HAフィラーが代替または併用として有効です。
眉間は眼窩上動脈(supraorbital artery)と滑車上動脈(supratrochlear artery)が中央前頭部を密に走行する血管解剖学的高リスク部位 — 文献上、眉間フィラーは視覚障害を含む血管塞栓報告の頻度が特に高い注入部位の一つです。Kind Global Clinic 明洞ではこのリスクを重視し、(1)保守的注入量(0.3〜0.7cc)、(2)ブラントカニューレ優先採用、(3)中真皮〜皮下浅層レベルでの少量分割注入(動脈本幹の深層を避ける)、(4)常時吸引後注入と低圧緩徐注入、(5)血管塞栓兆候(白色化・激痛・視覚異常)出現時の即時ハイアレース投与プロトコル、(6)施術室にハイアレース常備 — を標準としています。
両共同代表院長が直接注入 — 看護師委任なし、後輩医師ローテーションなし。本部位は技術的判断のばらつきが安全性に直結するため、医師非委任を方針として明示。使用HAはジュビダーム(Allergan・米国)、レスチレン(Galderma・スウェーデン)、ベロテロ(Merz Aesthetics・ドイツ)、ヌラミス(Medytox・韓国)、ミヒ(韓国プレミアム)から、薄い皮膚への自然な統合を優先して選択。シリンジのブランドラベル、シリアル番号、ロット番号、cc数、注入解剖層は注入時に患者カルテに記録。多くの患者様は眉間ボトックスと併用することで動的活動を抑制しフィラー寿命を伸ばすアプローチを選びます。